ワタクシには、妹が広島におりまして、この連休を利用して、福岡へやってきましたの。
ちか妹はワタクシと同様、大陸に魂を震わされており、
ともに中国奥地やトルコなどを旅したのね。
そんなちか妹が福岡で行きたい、と言った場所は二つ。
ひとつは、
福岡アジア美術館
モンゴルのゲル&絵画展
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先日、ちか母がこのモンゴル展のイベントで
アジナイホールの馬頭琴演奏を聴いたり、ゲルに来てデールを着たりしたことを
ちか妹にたいそう自慢したらしく、
ちか妹もどーしてもモンゴル展に行きたいというのでございます。
ワタクシ、このあじびのモンゴル展に来るの、これでもう3回目。
かなりのリピーターになってしまいましたわ。おほほほ
そしてちか妹が行きたいといったもうひとつの場所とは、
モンゴルレストラン「チンギス・ハン」
前回はオットラッキーと来ました。
店に着くなり、早々とデールに着替えてモンゴルコスプレを楽しむワタクシたち。 |
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たった2人なのに、あれもこれもと注文するする。
石焼羊牛肉・ポーズ・ホーシュラ・モンゴルサラダ・羊肉のピリ辛炒め・羊のコロッケ・ビール・ビール・ビール・焼酎そして・・・
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馬乳酒!
残念ながら、日本では馬の乳が手に入らないので(そりゃそうでしょう・・^◇^)、他の乳飲料を使っているそうですが、あまずっぱーい味にほんのうっすらと含まれているお酒(アルコール2%)がとっても美味美味!
モンゴルでは子どもからお年寄りまでみんな飲んでいると言う馬乳酒。これはヒットですのよ!脂っこい肉料理にはピッタンコ!
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そうやって、もりもりと飲み食いしているとお店のスーホさんが
「これからイベントを行います。皆さんご協力ください」
と言って、そして
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モンゴル語で歌を謳い始めましたのね。同じくモンゴル人のボルドさんと歌を謳いながら「モンゴルウォッカ」(通称モン酒)を角で作られた杯に注ぎます。
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そして、青い布を襟にかけられ、帽子をかぶせられた人は、差し出されたお酒を飲み干すんですのね。
これ、どういうことなのかというと、モンゴルのお酒での歓待をあらわしているんだそうですの。
ちなみにモン酒はアルコール度数が40度!先ほどの馬乳酒とは天と地ほどの差。多分火をつけたら燃えると思われますのね。
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やや目がイッちゃてるワタクシ。でも一気に飲んでしまえば、そんなに後引く味や香りはないです。
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これをお店にいるお客さん全員に振舞います。もし、アルコールがどうしてもダメ倒れちゃう、という方に逃げ道をこっそりお教えしますわ。
どうしても飲めないときは、青い布と帽子をかけられたら、すかさず近くの人に布と帽子をかけなおすのね!これでお酒を飲む人がチェンジすることになるんですのよ。(でも、その場合は歓迎の儀式を断るのですから、店主に軽くでもいいからお詫びしてください。。)
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しぶい表情でモン酒を飲み干すちか妹。かつて中国の白酒でイタイ目にあって以来、強力な酒はちょっと苦手。
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次から次へとモンゴルウォッカが回され、
ゲルの中は一体となったにぎやかさに包まれ、
見知らぬお隣の人ともお話できたりしますのね。
とても、楽しく飲み食いし、お話し、私も妹も大満足なのでございました。
●チンギス・ハン
〒812-0041 福岡市博多区吉塚1-32-12
電話 092-629-5600
http://www.garage-hiro.com/~yns/mon.html