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■   2000年 中国雲南省の旅   ■
===不敵に素敵なもの(1)===
掲示物編/123
中国には私の想像をはるかに上回るハイセンスな物がたくさんなのね。
あまりにハイすぎて心がうずのね。
不敵に素敵にみせつけられて私もアナタも、もう忘れることなんてできない。
そんな魅惑的ないろんなものをどうぞご覧くださいませ。

【掲示物編】
看板やポスターなど人の喚起をひきつけるもの特集。人の注意をひく、という掲示物そのもののデザインや特性を評価するのではなく、日本人が見て「不敵に素敵」と思えるものを集めていますのね。
Fukouca
中国に着いていきなり笑わされたのね。 「Fukouca」って「不幸か」ってこと? 「福岡」という「福」のつくめでたそうな地名なのに、「不幸か」だなんて。

「不幸なんかじゃないわい。だいたいこれから旅が始まるってのに、なんて不吉なのかしら。」<桂林の空港>
先席
日本でいえばシルバーシートですのね。どのような人に優先させるか書いてありますね。

「老弱」お年よりのことですね、「病」病気のかたですね、「孕」はらむ、という意味だから妊婦さんですね、「幼」お子様ですのね、「残」・・・・。?

「残り」ってなんのことー?!なにが残ってんのー!?
※「残」は身体障害者のかたのことでした。<桂林の空港>
心地滑
あ、壁の下のほうになんか貼ってある!
「小心地滑」小心者が足を滑らすのか?
いいえ、「小心」は注意するの意味ですの。
だから、足元注意という意味ですのね。
絵を見れば分かるけど、なんだか「小心地滑」という響きがいいですのね。<昆明の空港>
うぞ起こさないご
ホテルで朝起こしてほしくないときにかけておく「Do not disturb」の下げ札。
中国語では「請勿打擾」、日本語では「どうぞ起こさないご」。
「ご」?
この札の文字が微妙に「で」に似た「ご」というところに苦労の跡が見えるのね。<中甸のホテル>
所の看板
「白水台」はこのあたりの観光名所のことで、「東巴」は「トンバ」と読んで、このあたりに居住するナシ族の古い呼び名のことね。(写真の文字は「東」の中国簡体文字)。

ここいらは東巴民族の家並みや観光名跡があるのね。素敵な看板。東巴民族は独自の文字をもっていて、漢字の下に描かれている絵のような物が象形文字の東巴文字なのね。宗教も独自のものだけど、この絵はチベットの曼荼羅の絵に似てるわね。<中甸近郊の名所、白水台>
巴文字で「便所」
「厠所」は中国語で便所のこと。その右上が東巴文字。象形文字だから、ほとんどイラストのような文字。もちろん私は読めないんだけど、でもちょっとこの文字よく見て!
左端の文字は、人が尻からプリッとなんか出してる!
左から2番目の文字は、人が前からチョロッとなんか出してる!左から3番目の文字、これってゴキブリでしょー!そして右端の文字、これはハエでしょう!!

人がなにやら排出して、ゴキブリやらハエやらいるところといえば、こりゃ「便所」でしょう!!

ああっすごい!私にも東巴文字が読める!!<中甸近郊の名所、白水台>
国石化集団
うわー石化されるうぅ!
そんなんウソです。ガソリンスタンドの名前なのね。「中国石油化学グループ」のことでしょうが、「石油化学」を省略して「石化」とはゴーインな・・。「グループ」を中国語訳して「集団」というとなんか怖そうになるし。<麗江への道中>
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ジュースとシャーベットのポスター
このよく肥えた坊主あたまの少年は?
缶ジュースのパッケージにも彼が登場しているとなると、かなりの人気者か?
2枚とも「虫昔(←これで一文字。へんとつくりってことで。)筆小新」というメーカー(?)の色あせるまで貼られているポスター。<麗江への途中の街で>
ャンプー「風影」のポスター
さらさらヘアーのさわやかなお兄ちゃん、「フケを出さず、髪を傷めない」というコピー、こういうのがポスターの王道ですわね。<麗江の街角>
病の治療薬ポスター
中国では性病に対する知識の浸透があまりなされておらず、こんなポスターが街の片隅によく貼られています。あんまりじっくり眺めることもできなかったんですが、一番下に病院の場所が書いてありますのね。

それにしても、まあ、でっかく病名がたくさん書いてありますのね。 <麗江の街角>
臭のポスター
「狐臭」てどんな臭い?!それは絵をみれば一目瞭然ですのね。

「わきが」のことのようですが、それにしても「狐臭」という言い方がなんかこっけいですのね。狐の臭いがするんでしょうか?

そのうえ、この絵もめちゃくちゃイケてますね。
このお兄ちゃんの脇、よーく見るとわきげがあって、その下に
「臭」とかいてあるんですのよ!うわーくさそー!! <麗江の近郊の白沙村>
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シトンパ・・・看板
さて、なんて書いてあるでしょう?

「ナシトンパ文化展示ホール」。

きっとこのように横書きしてもらった日本語をムリヤリ縦書きにしたんでしょうね。「ー」が横書きから縦書きになると、横棒から縦棒になるなんて、日本語知らないと分からないわよねー。<麗江の玉龍山公園>
テルの星取ランク表
中国でホテルの協会に加入している場合、この星取ランク表がありますのね。★★★★★(5つ星)が最高級で、各国の要人がとまったりもするホテルですのね。ちなみに私が泊まったホテルは4つ星★★★★でしたのね。<桂林のホテル>
本料理富士の看板
富士山と写楽が書いたような江戸時代の浮世絵風の女性。もうこれだけで日本って分かるやろ、と言わんばかりの看板。

まあ、外国から認知されてる自国なんて、こんなレベルでしょう。客観的にみる自国というのはおもしろいですのねー。<桂林の漓江下り途中>
虎山庄の看板
リアルな熊と虎が寄り添って、手を上げて見送ってる!!なあにー??この看板!? 「世界熊虎之最」まったく意味がわからん。
なにが「最」なんだ?

この看板のすぐ沿道に熊と虎のでかい(2階建ての建物より背が高い!)飾り物が置いてあるお土産やさんらしきものを発見。車中での発見だったから残念ながら写真は撮れなかったのね。それにしても、この看板、リアルなのだけに超不自然!<桂林の空港そばの高速道路入口 >
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