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■   2000年 中国雲南省の旅   ■
===魅力的で魅惑的。人々とそのくらし===

【チベット族編】

チベット族チベット族は主に中国西南部チベット族自治区に住んでいますが、中甸(ちゅうでん)はチベットに比較的近いのでこのあたりにも多く住んでいます。チベット仏教の熱心な信者ですのね。ラマ僧(お坊さん)も多いです。
国旗?
道路の上にまるで万国旗のような物がはためいていますが、別 に運動会でもお祭りでもありませんの。「タルチョ」といって、白、黄色、水色、緑、赤の5色がチベットの祈りの象徴。黄=地 赤=火緑=水水色=空白=風を表しています。いろいろなところに飾って仏様に捧げているんですね。<中甸のメインストリート>
ベット族の親子。
今にも泣き出しそうな赤ちゃんはやっぱりこの写 真をとったあとに大泣きしました。<中甸の近郊の白水台>
塔。
中甸にはこんな仏塔があちらこちらにありますのね。<中甸>
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【ナシ族編】

ナシ族ナシ族は雲南省の麗江あたりに多く住んでいます。こちらの民族は母系家族で「通 い婚」の習慣が今でも残っています。つまり、結婚しても女性は実家で生活し、夫が夜に妻のところへ通 うんですのね。未婚の男女の場合は夜に広場で歌ったり踊ったりという集会を開き、そこで気に入った相手のところへ通 う…なんてコトもあるんですのね。昔から独自の文字「東巴(トンパ)文字」という象形文字をもっていますのね。
シ族の民族衣装と踊り。
みんなで手をつないで一列になって、ステップを踏みながら、歌い、踊ります。<中甸の近郊の白水台>
シ族の踊りに参加。
わたしたちも広場で踊ってみました。ここで素敵な出会いがあるかもしれない・・・と期待していきましたが、残念ながら相手にされませんでした。<麗江の故城>
シ古楽の演奏。
ナシ族の古い音楽の演奏会。なんと平均年齢が70歳以上!手前3人のじーさんたちは90歳を超える長老。ロボットじゃないかとも思いましたが、本番中に居眠りをしていた(笑)ので、どうやら本物の人間でした。演奏はすばらしかったんですよ。<麗江の故城>
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【白(ぺー)族】

ペー族ペー族は雲南省の大理あたりに多く住んでいます。大理といえば大理石が大量 に採取できたところですのね。 白族は白色を尊び、自らを白い人と呼ぶそうです。このあたりはジ海(ジ=さんずいに「耳」という漢字です)という大きな湖があったり、水も多いので、水田がありました。
ー族のすまい。
蔵屋敷のようなつくりの家ですのね。おや、屋根の真中あたりに何かあるみたい?ちょっと近くまで寄ってみましょう・・・。
何か動物の飾りみたいですのね。
これは獅子なのだそうです。家の守り神として飾っているようですのね。日本でいう鬼瓦のようなものですか。<大理近郊の町>
る気にあふれるペー族の踊り。
ペー族の古い民族舞踊を見ました。これはジ海をクルージングしている船中で行われました。満面の笑み。音楽に合わせ、お嬢さんたちはくるくると踊りましたのね。<大理のジ海船中>
る気によどんだペー族の見送り。
クルージングが終わって、私たち船客を見送るペー族のお嬢さん、お兄さん。さっきの笑みはどこへいったー!!と突っ込みたくなるほどのこの面倒くさそうな表情(笑)。
「はいはい、終わった終わった。さっさと帰ってね。」という心の声が聞こえてくるようだ。あからさますぎるー!大爆笑でした。<大理のジ海>
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【壮(チワン)族】

チワン族チワン族は中国に住む少数民族の中でもっとも人口が多い民族です。住んでいるところは主に広西壮族自治区で、桂林は観光地として有名です。チワン族は現在ではほとんど漢民族化しており、あまり見分けなんかもつきにくく、民族衣装なんて着ている人は、観光客相手の商売をしていなければ皆無といっていいです。水原の豊かな場所なので、農業が盛んで、川では昔から鵜飼がされていました。
ワン族のおどり。
結局チワン族の踊りなんかはホテルやレストランのショーとしてしか見ることはできないのね。色っぽいお嬢さんたち。<桂林市内のホテル>
江(りこう)下りの船の乗組員
彼は、船の乗組員です。(多分漢民族)。絵葉書を買わないかと売り込みにきて、1セット10元(約140円)だというので、「8元(約112円)」に負けて負けてー」とねぎっていたら、なんとタダにしてくれました。「あなたは朋友(ポンヨウ)だから。次に桂林に来たらまたこの船に乗ってくれたらいい」ですって。まあ、なんて素敵なふれあいだったことかしら。
江下り水墨画のような風景。
中国といえばこのような風景を想像する方も多いのでは?そんな世界的な名所で間抜けに写 真に写る日本小姐。<桂林の漓江>
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